アマゴという川魚をご存知ですか?
たぶん、ヤマメなら聞いたことがある方は多いかもしれません。
川の上流部、水のきれいな渓流に棲む、それはそれは美しく魅惑的な魚です。
天然ものでいいますと、神奈川県西部を流れる酒匂川(さかわがわ)以東に棲息するのが
ヤマメ(山女魚)、以西がアマゴといわれています。
アマゴの特徴は、写真のように朱点があること。ヤマメにはありません。(↑は塩焼きサイズ) 漢字を見ただけで、どれだけ魅力的な魚かが伝わってきますよね。私なんかは、魚のなかでは 一番いろっぽい?と思ってます。 伊豆は境界に近いので両方いますが、やはり以西ということでアマゴの方が多いようです。 ところでこの魚、食べるととてもおいしいんです。 だけどものすごく警戒心が強く、釣るのはけっこう難しい! この気難しい魚を、より難しく毛鉤で釣るフライフィッシングは、なかなか奥の深い釣りで、 一度はまるとなかなか抜け出せません。大きくなっても30センチ越すくらいで、このサイズを越す 尺物を釣上げたら、3年から5年は自慢できるかなあ! (下の写真は、10年ほど前にある川で、私の毛鉤にヒットした尺アマゴ。普通はリリースするの ですが、一人だったので誰も信用してくれないと思い、泣く泣く持ち帰った、頬ずりしたくなるくらい きれいなアマゴちゃんでした。その川で釣り人に聞くと、ここではイワナしか釣れないといっていたので 余計びっくり。アマゴちゃんには悪いことしてしまいました。ゴメンナサイ、10年経っても自慢してますネ。) 釣りは3月に解禁!釣り人の春は渓流釣りの解禁とともにやってきます。 スミマセン、前置きが長くなりました。本日(2/1)、このアマゴを春の会席料理に使おうと、ホテル のひと山向こうにある下山養魚場に行ってきました。 まさか釣ったアマゴを仕入れる訳にはいかないので、ここは養殖物を。 多分、アマゴの押し寿司あたりが手始めになると思います。サケ科の魚ですが、サケ特有の臭いは なく、とても食べやすい上品な味。 伊豆の清流ということで山葵とはゴールデンコンビになりそうです。楽しみにしていてくださいネ。 下山養魚場はもともとワサビ農家さん。きれいな川の水がふんだんにあるので、↓こんな感じで ニジマスやアマゴの養殖をしています。
生簀のなかを覗きこんでみると、何と体長60センチくらいのでっかい魚が回遊してます。
普通だったらこれはこれはニジマス?と思うのですが、これは巨大なアマゴなんです。 サツキマスならこのサイズは納得できます。ちなみに超高級魚で食べることはまずできません。 (ヤマメの海降型はサクラマスと呼ばれます。参考までに。) でもこれは海に降りないで巨大化する天城の大アマゴ。刺身で食べると実に旨いとか。 これも何とか、会席料理のお造りに入れてみようと料理長にお願いしてます。 本日、サンプルとして1尾いただいてきましたので、味見が楽しみです。それも本ワサビをつけて。 ではどうしたら、海に降りないで巨大アマゴができるのでしょう? 餌に工夫がある訳でもなく、一言でいえば、養殖技術の進歩が成せる技だそうです。 バイオと技術といえばいえるのですが、遺伝子を操作しているわけではないのでご安心ください。 伊豆に来て、アマゴを釣ってみたいと思ったら天城の浄蓮の滝へ。ここには自然の地形を活かした 管理釣り場があります。下山さんが管理しています。ニジマスはだれでも釣れますが、アマゴは 手強いです。悔しい思いもするはずですが初心者でも絶対に楽しめます。 詳しい情報は、こちらをご覧ください。ファミリーにもグループにもお勧めです。



最近のコメント