軽井沢は町じゅうが紅葉の秋まっさかり。
朝晩はとても冷えてくるかわりに空気も澄んできて遠くの山々も、近隣の田畑も美しい景色になりました。そろそろ冬の準備も始めなければなりませんが、「軽井沢絵本の森美術館」と「エルツおもちゃ博物館」では素敵な秋冬の企画展が先週から始まりました。

「God Jul ! 」 ( グー・ユール ! ) スウェーデン語で「メリークリスマス!」という意味です。
上の方の飾りは、新年の豊穣を願ったわら細工のヤギです。日本にも、牛でこういうわら細工がありましたね。
「エルツおもちゃ博物館」では、『北欧のクリスマスとおもちゃ展~サンタの暮らす森の国の物語~』と題し、ひと足早い北欧のクリスマスと、北欧生まれのおもちゃを紹介しています。
シンプルであたたかい色使いはデザインの国、北欧ならではのものです。

トナカイにサンタクロース。
北欧のサンタさんへ世界中のこどもたちは手紙を送るのですよね。
北欧のクリスマスは古い文化の冬至祭を受け継いだ、いわば「オールド・クリスマス」なのです。
アメリカなどのクリスマスとはちょっと違って、町の飾りなども地味な雰囲気らしいのですが、そこがまたあたたかいほんもののクリスマスがあるとのこと。
雪景色のなかのキャンドルと家のなかのツリー、こういったおもちゃや装飾品で祝うそうです。

こちらのみなさんは、フィンランドの森の妖精たちで『トントゥ』。
フィンランドの国旗を持って、何を話しているのでしょう。
夜中になるときっとおしゃべりして遊びだすのでは...なんてね。
それほどかわいい。
そのほか、北欧の有名なご存知ムーミン(フィンランド)、長くつしたのピッピ(スウェーデン)、不思議の旅のニルス(スウェーデン)などキャラクターのことも展示されています。
次は通りを挟んだ向かいにある「軽井沢絵本の森美術館」です。
今回の企画は『色彩の絵本展~色に込められた秘密をさぐる~』。
ちょっとむずかしいそうなタイトルに感じますが、いえいえ、そんなことはありません。
私たちの周りのたくさんの色、赤・青・黄...黒・白などは彩りだけではなく、メッセージを伝えたりイメージを膨らませたりする力があるそうです。
たとえば「赤」は~激しさと生命の色~、イメージとしては、情熱、興奮、生命、愛情、攻撃的...、「白」は~清純と無垢の色、イメージは神聖、純粋、清浄、新しい、無限、空虚など。
絵本の色も、その話に"最も適しているかどうか"が重要であり、けっして色の数ではないということ。ですから、絵本作家たちは、どの色を何色使えばとても効果的に表現できるかということも考えて制作しているのだそうです。(軽井沢絵本の森・展示室等より参考)
なんですかニューヨークのモダンアートみたいですね。
いろいろな色の壁に飾ってみたくもなります。
ただし、バックの壁の色でもイメージがかわってしまうわけですね。
ほんと、色って不思議。
クヴィエタ・パツォウスカー「ABC」©Kvĕta Pacovská
絵本の物語はわからなくても、想像してみてください。
上の赤い画と、この白や黒を基調した画を観ても、色の面白さがわかりますね。
ヨゼフ・ヴィルコン「バーバヤガーの家」©1982 Józef Wilkoń
塩沢にあるムーゼの森「軽井沢絵本の森美術館」「エルツおもちゃ博物館」では、このふたつの企画展を、来年2009年1月12日(月)まで開催しています。
また、12月のクリスマスにちなんだイベントもありますので、お日にちをあわせて行かれては、いかがでしょうか。
「クリスマスキャロル」(軽井沢キャロルのみなさん)
12月13日(土)14(日)の各13:00~13:20 於エルツおもちゃ博物館(展示館)
「軽井沢のクリスマスに...読み聞かせ・お話の会」(「マザーズクラブ」のみなさん)
12月20日(土)13:30~15:00 於軽井沢絵本の森美術館(絵本図書館ほか)
<読み聞かせ・お話の会についてのお問合せ:0267-42-6111 軽井沢セミナーハウス>
あったかくして、ぜひ秋から冬の美しい軽井沢を楽しんでくださいね。