今回の地震や津波で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
大切な人、愛する人と離ればなれになってしまった方々に、謹んで哀悼の意を捧げます。
また避難生活を余儀なくされている方、 ライフラインが断たれてしまった方、
余震が続く地方の方には心よりお見舞い申し上げます。
そして一刻も早い復興がなされることをお祈り申し上げます。
軽井沢記者のところに届いたあるメールニュースに、阪神淡路大震災の際、被災者の方々への
インタビューの内容が三つ記されていました。
質問は、「震災に遭ったとき、本当に必要なものは何ですか?」というもの。
とても印象的な内容だったので、ここで紹介させていただきます。
「避難袋とかね、準備しているから助かるってもんじゃないからね。
毎日の生活のなかでそんな準備をしている場所にいる時間のほうが短いわけやん。
そんなもの何も持ってなくて被災する確率のほうが高いんよ。
避難袋の準備をしてて助かるなら
タイガースの選手も甲子園で避難袋背負ってプレーせなあかんわ(笑)。
大切なのは、生きること。生きてること。
ひとりぼっちかもしれへんそのときに立ちすくむんじゃなくってさて、どうしよう? と考えられるように。
モノの準備なんかしてなくても"生きること"をちゃんと考えたら生きていける。
子どもたちにもそういうのを身につけていってほしいと思いながら育ててます。」
(女性・阪神淡路大震災時、宝塚市在住、34歳で妊娠7ヶ月)
「あれだけの規模になったら避難袋とかそんなん役にたつかいな!
中に備えてるもんなんか、もってもせいぜい3日ぐらいやろ。
3日くらい食わんでも、死なんぞ。3日待てば、食べ物は必ずどこかから届く。
俺らも車を出して救援物資を配る手伝いもしたけどな。
ああいうとき人間の根性が出るで。
そういうこと考えたらな、モノの準備なんかしても同じや。
マニュアルどおりの準備をしているヤツに限ってあんだけのことになったらパニクってなんもできへん。
そんなことより、そういうときにパニックにならへんたくましさとか図太さとか、そっちのほうが大事や。
じっと我慢できる強さのほうがずっとずっと大事や。」
(男性・阪神淡路大震災時、神戸市在住、38歳)
「いろんなものがなくて、あれがあればよかったかな、準備しておけばよかったかな、とか思いますが
やっぱりなによりも「ご近所さんや親戚の温かさ」が身に染みました。
周りの人の温かさがなかったら、自分たちだけだったら
あのときがんばれなかったと思います。
いろんなものの準備があれば、とは思うけど
やっぱり人とのおつきあいというか、つながりというか。
それがいちばん大きな"生き延びる力"になるんだろうな
と今でも思います。
今日明日でつくりあげられるものではないから、地道に少しずつ積み重ねていくしかないけれど
やっぱり、それがいちばん大切なんじゃないかな。」
(女性・阪神淡路大震災時、宝塚市在住、35歳)
どれもこれも沁みる言葉ばかりです。体験者の言葉は重みがありますね。

ところで、写真は3/8の浅間山。ホテル屋上からの画像です。
2月から3月にかけて、軽井沢は雪がけっこう降りました。
多いはずの白馬は雨だったのですが。
幸いなことに今回の地震で、軽井沢のホテル自体への被害はありませんでした。
春のオープンまであと一か月強。
信州の春は着実に近付いています。